世界相撲選手権大会の女子中量級(73㎏未満)にて見事金メダルを獲得し、世界一に輝いた長谷川理央君(総合政策学部3年/慶應義塾体育会相撲部所属)が、12月11日に加茂具樹総合政策学部長、一ノ瀬友博環境情報学部長を表敬訪問しました。
懇談には慶應義塾体育会相撲部監督の奈良文彦氏、加藤貴昭環境情報学部教授、水鳥寿思総合政策学部准教授、千田健太総合政策学部専任講師が同席し、慶應義塾初となる相撲女子世界一を祝いました。
懇談では、103年の歴史で初であり唯一の相撲部女子部員である長谷川君の日ごろの練習、これまでに経験した挫折をどう乗り越えたか、今回の金メダル獲得に至るまでの取り組みなどについて、話が弾みました。
奈良監督は「体格は海外の選手より小柄だが、長谷川君はスピード・反射神経・集中力の高さに優れている。」と評し、加茂学部長からは「世界に立った人にしか見えない世界があると思う。ぜひSFCでその思いを伝えていってほしい」とエールが贈られました。
長谷川君は「幼少期から男子を相手に稽古していたため、男子に勝ちたいとずっと思っている。チャンピオンとなり追われる立場ではあるが、女子の中での勝ち負けだけにとらわれず、これからも相撲を続けたい」と語りました。
なお、長谷川君はこの優勝を受け、青森県スポーツ功労賞を受賞しています。
SFCは長谷川君のますますの活躍を今後も応援しています。
発信元:湘南藤沢事務室総務担当